日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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あらしのなかで

今日のタイトルと似たような映画が最近公開されたのか何なのか。
ぱくったわけではありません。単に、今のわたしの心情がそんな感じだったからです。

去る12日、わたしの所属する団で定期演奏会が開催されました。
わたしは以前に、ブラームスさんの曲に乗るという話をしていましたが、まさにその曲を演奏し、そして・・・
後悔のあらしです。

言い訳なんて見苦しいものはしません。ただ単に、わたしの、わたし自身の何かが・・・練習だったり、イメージだったりが足りなかっただけなのです。
でも、今までも絶えずありえないマイナス思考を発揮してきたわたしでしたが、今回の場合は今までとはまったく違います。
今までは、いくら悩んでも当事者間だけの問題でした。
わたしが何とかしようと働きかけると、相手も何かしらを返してくれたわけで、そんなこんなでまた元に戻れていたのですが、今回わたしがやってしまったことは、曲自体をぶっ壊してしまうことだったのです。

つまり簡単に言うと、間違えてしまったということです。

しかもみっともない。恥ずかしい。
全国に何千何万とトロンボーン奏者がいることでしょうが、わたしのような人はいないでしょう。
自分を責めて泣いて誰ともなく謝って、土曜日はそのまま終了しました。

ゴムンボさんという先輩がいます。
彼はわたしに
「曲からおろすよ」
と何度もいっておられました。
それは先輩の愛情であって思いやりだったことはわかっています。
でも、いざ演奏会が終わった後にこんな結末を迎えて、
「先輩の言うとおりにしていたら、こんな風に間違えて迷惑をかけることもなかったのかもしれない」
と、何度となく思いました。
それは自分にとってどういうことなんだろう。
こころのなかにぽっかりと穴が開き、もう何も考える余裕がありません。
ただいえるのは、その演奏会の後に琵琶湖線に飛び込んだりしなくてよかったということだけです。

こころに穴が開いているのは、きっとブラームスさんの交響曲をもう演奏することがないからでしょう。
今までいろいろあったけど、やってよかったとだけは思います。
なくしたものと同時に得たものも挙げだすと限がありません。
演奏の技術、度胸、また他人に対する思いやりなど・・・。
今はまだ、何も考えずに後悔することしかできませんが、もうしばらく時間がたってきたら後悔のほかにも考えるゆとりができてくることでしょう。

わたしは、幸せになれない。
なまじっか、先輩たちとのやり取りやわたしなんかに優しくしてくれる彼を通して、幸せでありすぎたのです。

わたしは、幸せになってはいけない。
そもそも幸せという基準がわかりませんが、わたしが今話したい中では人間関係の諸問題です。

楽しすぎました。
わたしのパートの5人の先輩たち、3人の同回生、1人の後輩と一緒にいることは。
幸せだったんです。

彼が、わたしのためにわがままを聞いてバイトを休み、ガイドブックまで買ってくれて一緒に出かけてくれるなんて。
とてもとても、うれしかった。

わたしは、幸せでした。
大切なみんなが笑っているのを見るのが、とてもとても幸せでした。
わたしもここにいてもいいんだと思えるそのことが、それだけで幸せでした。
だからまぁ、今までのツケが一気にまわってきただけなのです。
それにしても大きすぎる代償ですが、仕方ないのでしょう。

いつかもう一度前を向いて歩くことができるようになるまで。
その日までまだしばらくは、ゆっくり休んでいようと思います。
あらしはずっと続かない。
必ず晴れ間が見えるはずだから・・・。
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by symphonic-bone | 2005-11-14 11:36 | 練習のこと