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日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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大ゲンカ

いったい何が起こったかといいますと、まぁそのままですけどね。
サークルでの問題が片付いてほっと一息も束の間、今度はこういうことです。
けんか・・・。
誰って、相手は決まっています。
そう、彼です。

今まで彼と書いてきましたが、今回はあまりにもその名詞が多そうなので彼のことを地図君とします。理系君と同じようなものです。
けんかするほど仲がいいというレベルの問題ならともかく、世の中そううまくいかないもんですね。

地図君とわたしの関係は今までこの中で触れてきたとおりです。
むろん、わたしのほうは親友だと思ってきました。
ところが、地図君がサークルからいなくなって、わたしたちの関係も坂を転がるかのごとく悪くなっていきました。
予想でしかありませんが、一緒にサークルの中にいる間はよかったのです。ところが、わたしは残り、彼はいなくなった・・・バランスが、どういうわけか崩れてしまったのです。

1ヶ月ほど前から、地図君とはろくに話していません。わたしはことあるごとに彼に連絡を取って
「今日は練習で副学指揮君が踊ってすごく面白かった」
とか、その他にもまぁわたしの周りの日常を、メールで話していました。
しかし、いつのころからか地図君はわたしにメールを返してくれなくなり、わたしもわたしで一方的にメールを毎日送りつづける芸当はさすがにできなくて、途中でやめてしまったのです。
わたしは何かをした覚えはないのですが、ここまで嫌われる覚えもありません。
メールという文明の利器はわたしにとってプラスのこと以上にマイナスのことももたらしました。

メールを返さないのは、相手が悪い。
もちろん、送り手であるわたしが、返しにくいメールを地図君に送っていたのかもしれません。
だけど、無視するというその行為は、相手が誰であれ許されるものではないのです。
わたし論なのか一般論なのかは、これを読んでくださった皆さんが判断してください。

ともかくわたしは、何度か彼に
「あって話し合おう」
というようなことを言っていました。彼は話せばわかる、今までだってそうやって解決してきたのです。
ところが彼はその返事を返してくれない。わたしはまずいことを言ったのかおろおろするばかり。
そんなことが続いたあるときです。
「今日の昼休みならあいてる」
と、彼がその日の2限に言ってきました。
わたしは、そのとき相談相手になってくれていた親友いわく”強がって”、
「嫌なら別にいいけど」
と突っぱねてしまいました。
ていうか、まさか返ってくるとは思っていなかったのでびっくりしてしまったのです。
・・・ここまでが、本題の前置きです。長っ。

で、本題に入ります。
地図君が
「水曜日か木曜日ならあいてるかもしれない」
と言ったので、前の日までに連絡してもらうように言って、わたしは待っていました。
もちろん、やっぱり面倒ならもういい、ということも言っていました。
ところが彼は、何も言ってきてくれないのです。
なので、わたしが連絡して、どうかなと言う風に聞いたら、
「明日の1限と2限のあいだならいいけど」
と言われて、頭の中で何かが音を立ててきれました。
こうなったら、とまらない。
わたしは、
「もういいよ、最初から話す気なんかないなら、そういえばよかったのに」
と言いました。
だって、1限と2限の間って、わたしは2限に授業もあるし、3分弱しか話せないよ。
あなたが前の日までにメールするって言ったじゃない。なのに、してこなかったよ。
・・・話す気ないでしょ。
ところがです。

「誰が話す気がないとか言った?なんでそうやって思いこみで判断しようとする!もういいよ、これで最後にしよう」
・・・と、返されたのです。めちゃくちゃに、怒っているのが伝わってきました。
しかし、怒っているのはわたしもなのです。だから、
「言ってなくてもそんな態度(メールを返してくれない、疑問文で聞いても無視をするなど・・・)されたら誰だってほんまは嫌なんかなって思うよ!いったいどこに話す気があったの?どの文脈からも受け取れないよ!」
どんな友達ともろくにけんかなんてしたことないのですが、初めて真っ向からぶつかりました。
そして、そのあと自己嫌悪に陥って眠ることができませんでした。

メールを返してくれなかったのは彼に非がありました。
でも、地図君の気持ちを踏みにじって突っぱねたことに関してはわたしに非があります。
自分でもよくわかっているのです。わかっているのに、伝わらない・・・。
こんなもどかしい気持ちは初めてかもしれません。

わたしがもし、「1限と2限の休み時間」で妥協していれば、こんなことにならなかったのです。
でも、歴史に”もしも”はありません。
この現実を受け止めて、この先やっていくしかないのです。
彼はもともと、わたしとは仲直りしたくなかったのだ。
それはわたしにとっての逃げ道です。でも、そう考えることで”だからしかたない”と思うことができます。

年の暮れ、まさかこんなことになりたくなんてなかった。
彼と過ごした楽しかった何ヶ月か、それだけでもいい1年間だったと思えます。
もう連絡なんてとらなくても、わたしはずっと忘れない。
そう・・・、たまに思い出してちょっとだけ泣くくらいの思い出をもつことが、幸せかもしれません。

ずいぶん長くなってしまいました。ちょっとだけほろ苦い話でしたが、読んで下さってありがとうございました。
by symphonic-bone | 2005-12-22 14:19 | 友達とのこと