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日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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ベストフレンド 2

こんにちは、そらです。
とりあえず、下の「パート1」を先に読んでいただけたら幸いですが、内容はあまりリンクしていないので関係ない気もします。すみません。

合宿で、ベストフレンドというマーチを演奏しました。
3年ほど前のコンクールの課題曲です。わたしはこのとき、同じく課題曲のイギリス民謡の方に興味を持っていたので、このベストフレンドの方には気を使っていませんでした。
かくいうわたし自身は、この当時小編成でコンクールに出ていたので、課題曲自体どれも吹いていないわけですが。
今回合宿でベストフレンドを演奏して、「これはまさにベストフレンドのためにある曲だ」と、作曲者が聞いたら喜んでくれそうな事を考えました。

わたしの人間関係は狭く深く・・・だとわたしは思っているわけですが、周りからしたら狭く浅くのつもりかもしれません。しかしそれでもわたしはみんなとは深い付き合いだと思っています。
うーん・・・思い込んでいます。最低です。
ともかく、わたしのベストフレンドたちはみんなサークルにいます。

わたしの回生は人数も多く、しかしまだ誰一人として辞めた人間がいません。
辞めたいと何度もいっている人間はここにいます。はい、ここに。
明るい元気っ娘がひとり、猫のような美人がひとり、顔も心もきれいで優しい子がひとり、天然で最近はあまり姿を見せない多忙さんがひとり、責任感の強い素直さんがひとり、お笑いが大好きで暖かくて話しやすいさんがひとりと・・・そろそろ面倒になってきたのであとは端折りますが、汗っかきの学生指揮者と、いつでも一生懸命の副団長と、すでに仕事をしてる人と、変人だけどいつも真面目に練習してる人と、口調はきついけど思いやりがある人と、それから無口な旅行好き、あとどんくさい人見知りのわたしがいます。
・・・って、あんまり端折れずに結局全員のことを言ってしまったようです。
だめだ。わたし、やっぱ何をやらしてもとろい。

そんな感じの13人です。
一緒に笑ったり泣いたり、お互いに支えあって成長してきました。
わたしに関しては支えてもらう事の方が多かったわけですが。
わたしたちの1つ上の学年と1つ下の学年、この方たちはみんなとてもうまく、自慢じゃありませんがわたしの後輩はトロンボーンが上手だからこの学校に入ってきたくらい、上手です。
自慢じゃないといえ、自慢の後輩である事は確かです。どこに出しても恥ずかしくない。
ただ、わたしたちの学年にいたっては、わたし自身バストロンボーンは初心者だったし、トランペットも1人は初心者で、もう一人はアンブシェア(口の形)を変えているところだとかでそうそう高音がらっぱっぱと鳴るわけでもなく、ホルンと打楽器にはまったくの楽器初心者がいました。
なので、上の学年と下の学年と比べると、出だしで多少遅れが見られたわけです。
それでもなぜわたしたちが一人もやめることなく、仲も良いまま今まで来ているかというと、「みんなで支えあう」ということが自然と出来ていたからではないかと思います。

当たり前のことなのかもしれませんが、それでいて案外難しいことです。
支えあうという事は、すなわちフォローしあうという事。
楽器があまり上手でない人を、上手な人がカバーして吹いてあげる。
精神面であまり強くない人を、そうじゃない人が側にいて支えてくれる。
わたしたちは、そうして支えあって今までやってきました。
ベストフレンドという言葉はベタかもしれませんが、そんなわたしたちに相応しいような気がします。

わたしのパート、トロンボーンパートはひとつの家族です。
そして、上に書いているような同回生たちも、大切な家族だと思っています。
そういう場所があるのって、とても幸せな事です。

どんなときも、みんなで支えあって、助け合って乗り越えてきました。
これからもそんなふうに日々送りたいと思います。
ベストフレンド。
わたしの大切な友人たち・・・。
by symphonic-bone | 2006-09-16 14:09 | 友達とのこと