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日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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空白の時間

ということで、でもないんですが、日本に帰ってきた地図君と時間を決めて会ってみました。
何日か前の出来事です。
しかし、その経緯にいたってもなぜか意思の疎通ができておらず
「忙しくないんやったらちょっと時間とって話したいけど、もし忙しいなら2限の終わる5分前でいいよ、渡すものがあるだけだから」
というわたしに対して、
「うんいいよ、じゃあ2限の終わる5分前ね」
と、地図君。
わたしはしばらく考えました。
この「うん、いいよ」は、おそらく「忙しくないんやったらちょっと時間とって話したいけど」に対する答えのはずです。
しかし、「忙しいならこの時間で」といった時間に約束をしている・・・。
わたしのなかでは昼休みはクラちゃんとお昼ご飯の時間。
彼にさっさと物を渡して、お昼ご飯を食べに行くつもりでした。
通じてないのかな・・・。
けっきょくどっちなのかわからないで行ってみました。
わたしが
「忙しいんやろ、じゃあもういこっか」
と会った瞬間に彼にいうと、びっくりした顔をして
「え、そらちゃんは忙しかったん」
だーから、違うんだってば。

まぁそんなややこしいやり取りもありましたが、その後メールで、
「じゃあまた今度は」
という話をつけたわけです。また会おうね、と。
でも、わたしの中ではそのときから妙な違和感が持ち上がっていました。
どう接したらいいかわからない、不思議な感覚です。
どう話をしたら、彼は喜んで話すのだろう。
そもそも、以前はどんな話をしていたのか。
それが、まったくわからなくなっていました。
これは自分に都合のいい言い訳ですが、彼が日本にいなかった50日間の空白は、そう一気に埋まらないのかもしれないと思いました。
でも、夏休み1度も連絡を取っていなかった測量学の班の友人たちとは、何事もなかったかのように普通に話して、笑います。
いったい、どうして・・・。

そして、やっぱりというか次に彼にあったとき、わたしは話をすることができませんでした。
自分の中でいろいろ考えすぎたのかもしれませんが、地図君もどうしたらいいのかわからないらしく(わたしが話を振って、そしてしゃべっていたんですね。今までは)、なんだか宙ぶらりんの時間がわたしたちの間に流れました。
一緒にいたい。
話していたい。
そうは思うのですが、わたしの頭がコトバを与えてくれないので、しまいに泣きそうになりました。
結局、喧嘩別れまではしていませんが、気まずいまま授業にいく羽目になってしまいました。

こんなことになるなら、会わなきゃよかった・・・。
しかし、そう思う一方で
「わたしどうしちゃったんだろう」
という漠然とした不安が持ち上がります。
もしかしたらもう会わないほうがいいのかもしれない。
でも、それって・・・。

わたしの心にあいてしまった空白の溝。
時間をかけてできたこの溝が、また時間をかけて修復できるといいのに・・・。
by symphonic-bone | 2006-10-06 15:05 | 友達とのこと