新しい年に
2007年 01月 02日
気づけば、2007年がやってきていました。
みなさま、今年もよろしくお願いします。
今年というか昨年の暮れというかですが、21年の人生の中ではじめて紅白を見ないで行く年来る年も見ないで、外にいました。
何をしていたかといいますと、初詣に行って他県で寒さと戦っていました。
県ですか?
広島県です。
なぜそんなことになったのかというと、地図君が先月の初めに、突然数字の羅列された紙を出してきて
「これを見て」
というので、じっと見ているとそれが時刻表の写しだということが判明しました。しかし、どうして彼がそんなものを出してきたのかわからなかったので
「これなに」
と説明を求めると、うれしそうに
「初詣にね、行こうかと思って」
というものですから、行きたいなとは思いましたが、
「いいな、行きたい!」
といって
「え?でもこれは違う人と行くんだ」
といわれたらかなりへこみそうな気がしたのでそこはいわないでおいて、
「へえ、いいねぇ」
と連発していたら、
「・・・そらちゃんのこと、誘おうかと思ったんやけどなぁ」
と、かなりあいまいな表現をするので、どう返事すりゃいいんだと困った挙句にわたしの口から出た言葉は
「行きたい!」
の4文字でした。
結局それで、地図君にしたら仕方なくだったのかもしれませんが、厳島神社に初詣、という予定が手帳に書き込まれたわけです。
深夜にも外にいることが多いので(というのも練習等が遅くなると、大概わたしが家に帰るのはその翌日になるからです)、夜中っていってもそんなに寒くないだろと思っていたら、とんでもない。
寒くて寒くて凍えそうになっていました。
特に足の感覚がなくなるほど寒くて、とりあえず
「寒いなぁ」
「うん、寒い」
という会話ばかり出てきます。
このときほど布団のありがたみを実感したことはありません。
ともかく震えながら、2人して神社の中で年を越しました。
感動よりも寒気。
ある意味でこの寒さに感動です。
駅のベンチでうとうとしたり電車で爆睡したりしましたが、それでも眠たいことに変わりはなく、夜が明けると寒さは確かに和らいだのですが、間違いなくどちらも疲れていらいらしていました。
地図君のコメントがとげとげしい。
わたしは疲れ果ててしゃべることもままならない。
ぎくしゃくしたまま四国に渡ったのですが、やっぱりけんかに発展してしまい、わたしは新年早々香川県に置いてきぼりを食らうところでした。
いやぁしかし、1月1日からぼろぼろないた正月なんて初めてだよ。
これもある意味で、感動のお正月(皮肉ですかね)でした。
しかし、岡山から電車にのって、暖かい車中でうとうとまどろみかけてくると、ようやくほっとできるひと時が訪れました。
「ごめんね」
わたしの言葉に
「いやなことなんて忘れてしまったらいいよ」
と首を振る、すごい考え方の地図君。
肩にもたれて眠るころには「疲れた」というマイナスの感情よりも「行けてよかった」というプラスの感情が心の中にあふれていました。
彼がどう思っていたのかはともかく、わたしにとってはとても貴重なお正月でした。
新しい年に。
わたしのまわりの人たちがが幸せな日々をおくれますように・・・。
みなさま、今年もよろしくお願いします。
今年というか昨年の暮れというかですが、21年の人生の中ではじめて紅白を見ないで行く年来る年も見ないで、外にいました。
何をしていたかといいますと、初詣に行って他県で寒さと戦っていました。
県ですか?
広島県です。
なぜそんなことになったのかというと、地図君が先月の初めに、突然数字の羅列された紙を出してきて
「これを見て」
というので、じっと見ているとそれが時刻表の写しだということが判明しました。しかし、どうして彼がそんなものを出してきたのかわからなかったので
「これなに」
と説明を求めると、うれしそうに
「初詣にね、行こうかと思って」
というものですから、行きたいなとは思いましたが、
「いいな、行きたい!」
といって
「え?でもこれは違う人と行くんだ」
といわれたらかなりへこみそうな気がしたのでそこはいわないでおいて、
「へえ、いいねぇ」
と連発していたら、
「・・・そらちゃんのこと、誘おうかと思ったんやけどなぁ」
と、かなりあいまいな表現をするので、どう返事すりゃいいんだと困った挙句にわたしの口から出た言葉は
「行きたい!」
の4文字でした。
結局それで、地図君にしたら仕方なくだったのかもしれませんが、厳島神社に初詣、という予定が手帳に書き込まれたわけです。
深夜にも外にいることが多いので(というのも練習等が遅くなると、大概わたしが家に帰るのはその翌日になるからです)、夜中っていってもそんなに寒くないだろと思っていたら、とんでもない。
寒くて寒くて凍えそうになっていました。
特に足の感覚がなくなるほど寒くて、とりあえず
「寒いなぁ」
「うん、寒い」
という会話ばかり出てきます。
このときほど布団のありがたみを実感したことはありません。
ともかく震えながら、2人して神社の中で年を越しました。
感動よりも寒気。
ある意味でこの寒さに感動です。
駅のベンチでうとうとしたり電車で爆睡したりしましたが、それでも眠たいことに変わりはなく、夜が明けると寒さは確かに和らいだのですが、間違いなくどちらも疲れていらいらしていました。
地図君のコメントがとげとげしい。
わたしは疲れ果ててしゃべることもままならない。
ぎくしゃくしたまま四国に渡ったのですが、やっぱりけんかに発展してしまい、わたしは新年早々香川県に置いてきぼりを食らうところでした。
いやぁしかし、1月1日からぼろぼろないた正月なんて初めてだよ。
これもある意味で、感動のお正月(皮肉ですかね)でした。
しかし、岡山から電車にのって、暖かい車中でうとうとまどろみかけてくると、ようやくほっとできるひと時が訪れました。
「ごめんね」
わたしの言葉に
「いやなことなんて忘れてしまったらいいよ」
と首を振る、すごい考え方の地図君。
肩にもたれて眠るころには「疲れた」というマイナスの感情よりも「行けてよかった」というプラスの感情が心の中にあふれていました。
彼がどう思っていたのかはともかく、わたしにとってはとても貴重なお正月でした。
新しい年に。
わたしのまわりの人たちがが幸せな日々をおくれますように・・・。
by symphonic-bone
| 2007-01-02 14:40