日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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カテゴリ:練習のこと( 14 )

演奏会

こんにちは、そらです。
またも長い間放って置いた間に、時間だけがどんどんと前に進んでいました。
早いもんだ・・・。

さて、去る11月18日、つまりプレゼンで潰れて先生にため息をつかれた翌日ということになりますが、演奏会の本番を迎えました。
その日は朝から花先輩と一緒に美容院にいく約束をしていて、先輩はきれいで、わたしはすごい頭に変身させられて・・・いや、頭のできはすばらしかったのですが、いかんせん顔やからだと一致していないというか、なんというか・・・会場に向かいました。

まだまだ時間はあると思っていたのに、気づいたらゲネプロが終わり、気づいたらお客様がご来場され、気づいたら舞台袖で待機していました。
前日のホール練習の時点ですでに手には冷や汗をかき、ひざはがくがくと震えていたわたしでしたが、本番は震えることすらできずに、入場してからはただいすに座って羊を数えていました。
だって、なんだか緊張に押しつぶされて発狂しそうだったんですもの。
こんなことって初めてでした。

序曲でもがんばらないといけないところが多く、張り切ってから回りしてはみんなに迷惑をかけていました。
トップである後輩と2番を吹く花先輩、この2人にはよく指導を受け、励まされてきました。
本番がすごくすごく心配でしょうがなかった・・・。
また、メインの曲のほうは指揮者に対して腹立つあまり
「あぁそうだよ、どうせはじめは誰かさんの代吹きから始まったんだもん!放っといてよ!」
と開き直って意固地になっていましたが、2人の先輩に支えられ、やってきました。
もちろん、上のようなことは口に出していうことはありませんでしたが、たびたび
「そうですよ、わたしは代吹きです」
とぼそっと言っては、困らせていました。
「代吹きじゃない」
「そらちゃんは正ポストだよ」
そんな先輩たちの言葉が、今でも心に浮かんでは消えていきます。

さて。
そして本番の演奏ですが、序曲はともかくおしかった。
いや、惜しいなんてものじゃありません。音を落としてしまったのです。
あぁ・・・。
ソとミのフラット・・・拾いにいきたい。
演奏終了後、すみませんでしたと謝ろうとする前に、後輩が頭を下げました。
「音が出ませんでした・・・」
なんと同じ部分で間違いを犯していたようです。
わたしは自分の間違いに必死で、全く人の音を聴けていなかったということが発覚してしまいました。
そのあと、その後輩の潤んだ目を見て、
「あぁこの子なら、次は絶対間違えない。もっともっとうまくなるんだろうな」
と漠然と思いました。
本当に、そこだけ全く悔しい思いをしました。

もうひとつの大曲は、まぁ出番まで舞台に上がってから30分弱待つという曲で、恐ろしい長さでした。
その間には羊を数える余裕さえなくなっていて、きょろきょろと目だけ動かして先輩の様子やお隣のコントラバスの様子を窺っていました。
そして出番・・・。
もう何もあえて書きませんし書けないのですが、序曲のときや昨年の演奏会本番のときのように表立った間違いはしませんでした。
四分音符が最後に破裂したのは悔しかったのですが。
ただ、指揮者の言うことが正しかったのかもしれないと思って、なんだか悲しくなっただけです。
・・・やっぱりわたしは、この曲に関してはまだ代吹きのままだったのかもしれない、と。

終わったことでくよくよ言うと、また昨年の二の舞になるので、しばらくは何も考えずにすごしたいと思います。
余談ですが、演奏会が終わって駅まで歩いているときに地図君からメールが来ました。
「これであとは旅行のことを考えるだけだね!」
あはは。
そうだけどさ・・・。

聴きに来てくださった方がどう思われたかはわかりません。
ただ、その方たちの心に響く演奏ができていればいいなぁと思います。
ありがとうございました。
違うパートの友達、きてくださったお客様、卒団された先輩たち。
本当にありがとうございました。
そしてなにより、つらいときも一緒に支えあって練習してきた、トロンボーンパートというわたしの大切な「家族」たち。
ほんとうに、ありがとう・・・。
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by symphonic-bone | 2006-11-24 15:04 | 練習のこと

ベストフレンド 1

お久しぶりです、そらです。
ずいぶん長い事放ったままにしていました。というのもですね、自分の中で解決できないような問題がたくさん持ち上がっていて・・・というのも言い訳なんですけど。
文章なんて書く気になれなかったのが本当のところです。

いわゆる人間不信の度が過ぎたバージョンみたいな状態でした。前から何度も書いているように、もともと人間不信の気はあります。それの限界が来てしまいました。
またもやサークルを辞めようとして、しかし今回は行動的に、他団体を見に行くという暴挙に出ました。
暴挙といっても、行ったときは真面目でしたよ。

向こうのオケに行くと、今から合奏だという事で、いきなり楽譜を渡されて初見で3番トロンボーンを吹く事になりました。
曲目は、ハチャトウリャン作曲の仮面舞踏会、そしてシューベルト作曲の「未完成」です。
仮面舞踏会の方が難しくて、何度か落ちました。でも、1つ上の方はほめてくださったし、1つ下の女の子はわたしが来たことを喜んで、わたしになついてくれました。
後輩がいるっていうことはこんなに幸せなものなのかと、なんだか改めて思い知りました。
なので、今のオケを辞めて・・・いや、捨ててしまってこっちに来ようと考えました。

考えた末、合宿でその事をパートトップの先輩に言おうと思って、とりあえず合宿に向かいました。
しばらく練習に行っていなかったので、とても久しぶりです。
みんなに会えることにわくわくする反面、もしわたしのことを忘れていたらとか、よく考えたらわたしは辞めるということを話しに行くのに、楽しみにしてしまったらつらいだけじゃないかとか色々考えていましたが、突っ立っていても仕方が無いのでその場所に向かいました。

「久しぶりだね!」
「元気にしてた?」
そんな挨拶をしながら、自分の部屋がちゃんと用意されていて、わたしのことをみんな覚えてくれていたという事に感激しました。
わたしは図体がでかいので、存在感が無いわけではないと思いますが、性格がとろくてそっちの面では存在感が無いだろうと思っていたのでとてもうれしかったです。
「会いたかったよ!」
そう・・・、本当はすごくみんなに会いたかった。

ちょっと話の場所が移動しますが、わたしは自室の机の上に、2枚写真をおいています。
1枚は、2005年の2月に冬季特別演奏会という演奏会を行ったときに演奏している写真、そしてもう1枚は、今年の4月にわたしの回生の女の子だけで(トランペットとホルンとトロンボーンパートの、です)飲み会を開催したとき、トランペットのミサキちゃんが写真を撮ってくれて、かつそれをわざわざわたしのために焼き増しして贈ってくれた写真です。
辞めると自分の中で決めてから、裏返しにしておいていました。
見たら、会いたくなってしまう。
またこんな事(飲み会とかお食事会とか)をしたいと思ってしまう。
でも、本当に辞める気なら、引き出しの奥だとか読まない本の中にだとかしまってしまえばいいのに、わたしは結局それが出来なかったんです。
写真をずっと眺めていたい。
自分の手の届くところに置いておきたい。
だってほんとうは、みんなに会いたかったから・・・。

そしてパートトップの先輩にその事を説明すると、
「迷ってるなら辞めなきゃいいじゃん」
あ、かもしれない。

合宿に行ってわかったことは、わたしはみんなと一緒に居たかったんだという事です。
そして、みんなと一緒に居たいのなら、辞めてしまってはいけないという事です。
だから、いろんな人を振り回しましたが、結局この場所に戻る事にしました。
わたしのベストフレンズ。
これからもどうぞよろしくね!
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by symphonic-bone | 2006-09-16 13:23 | 練習のこと

トロンボーンのこと

昨日、久しぶりに楽器を吹きました。
えぇそうです、誰にも会いたくなくて、絶対にパートの人がいない時間を狙ったわけですよ。
1ヶ月吹いていなかったから、下手になっているだろうし。
そんな音を聴かれたくない!
・・・という、ただのわたしの見栄の問題です。
断じて、みんなわたしのことを覚えていないだろうとか、いなくなってほっとしているんだなどというマイナス思考のなせる業だとは思っていません。ええ。


久しぶりにわたしは楽器を持ち上げて、まず思ったことは
「あぁ・・・重いなぁ」
ということでした。
こんなに重たい楽器を、わたしはほんの2ヶ月前まで何の意識もせずに吹いていたわけです。
すごい。
思わず
「大きくなったね」
なんていいそうになりましたよ。んなはずないない。

わたしは楽器にも名前をつけてかわいがっていました。
地図君とも一度その話をしましたが、彼はにべもなく
「(名前とか)ないよ、そんなん」
あっさり言い切るんじゃないよ。
ともかくわたしは、そんな彼(わたしの楽器です)を1ヶ月も放っておいたのだから、彼に一番見捨てられているんじゃないかと思いましたが、そんなこともありませんでした。

ここから先はわたしの脳内の妄想で話が進んでいくわけですが、楽器の彼は
「会えてうれしいよ」
とわたしに言いました。
「ごめんね、ほったらかしで。わたしのこと怒ってない?」
「怒るはずないよ」
・・・あぁいいですねぇ、実際にもこういう風にうまく人と会話したいもんですよ!
「会いたかったよ」
幸せだ!

まぁ、ややこしいやり取りは置いておいて、ともかくわたしは楽器を吹きに来たわけだから久しぶりに長く彼と一緒にいました。
わたしは吹き方を忘れていず、癖もそのままで(予期にしろ悪しきにしろ)、楽しいひと時を過ごしました。
以前バイト先でお姉さんと話していたときに、彼女に
「そうやなぁ、楽器だけは裏切らへんもんなぁ」
と言われたことがあります。嫌味かどうかはともかくですよ、でもそれは事実だとわたしは思いました。
人を信じる前にまず楽器のことから信じてみようかなとも思ったりしました。
そうですよね。
だって、わたしが何をしても、嫌なことを言っても気分が落ち込んでいるときでも、何も言わずにわたしのそばにいてくれる。
絶対に、わたしを裏切らない。
わたしを見捨てない。
そう思って、これから始めていこうと思います。

楽器はいい。
トロンボーンの暖かい響きは、本当にいい。
改めてそう実感させられた1日でした。
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by symphonic-bone | 2006-07-07 15:10 | 練習のこと

演奏会 その1

5月も末です。そらです。
ちなみに、上のタイトルは間違って1がついたわけではなく、わざとです。
ということは、2もあります。しょうもない話なんですが、2のほうは・・・。

さて、先日わたしの所属する交響楽団で演奏会がありました。定期演奏会というやつです。
わたしは恐れ多くも2つの曲に挑戦することになっていました。
序曲、サブ。
本当に長い戦いでした。

昨年の12月から曲を聴き始め、そして今回本番を迎えたわけですが、その間にいったい何度楽譜を床に投げつけて、やめます!と言おうとしたことでしょうか。
きぃーっとなると見境がつかなくなるので、周りの人もどれだけわたしの扱いに手を焼いたことでしょう。
それでもわたしを見捨てずにきてくださって、本当にありがとうございました。

本番の会場までのアクセスには、わたしの苦手な地下鉄を利用しました。
・・・はい。地下鉄は苦手です。
こんぺいとうの踊りという曲、子どもの喚き泣く声、地下鉄、タバコ、押し売り。
人生で最も苦手とする五大要素です。
しかし、早いのは確かなので、クラちゃんがせっかく一緒に行こうと誘ってくれたからというのもあり、地下鉄に乗りました。

その道中も、なんだかまだ本番だという気がしないという話をしていました。
「今日は、大きなホールを借りてのホール練だよね」
彼女の問いに、わたしも笑ってうなずきます。
ほんとうに、なんだか本番がやってくるという気がしませんでした。
それがいいことなのか悪いことなのかはさておき・・・。

わたしはロビーに出てお客さんの相手をする係(というか、ひたすら笑顔を崩さない係です)だったので、開場してしばらくも笑顔のまま頭を下げていました。
わたしは序曲に出るので、途中で抜けて楽屋に戻ります。
そこで演奏会用の衣装に着替えて・・・そこでやっと、今から本番だという恐怖とともに、わくわくといった感情が芽生えました。
そうだ、今日・・・今までの練習の集大成を、たくさんの人に聴いてもらえるんだ・・・。

自分で言うと馬鹿みたいですが、でも本当に自分なりにがんばってやってきたつもりでした。
家に帰って、何度泣いたことやら。
原因はまぁ。毎回が練習のことじゃなかったにしてもです。
20歳を過ぎてもこんなに泣いてばかりの日々だとは、今後のわたしの人生が思いやられます。
思い出すのは、合宿先の雪景色。
ドボルジャーク、チェロ協奏曲の1楽章の真ん中あたりのメロディーは、まさに雪がしんしんと降る景色にマッチしています(多分わかってくださる方、いらっしゃいますよね)。
あぁほんとうに、長い道のりだったなぁ・・・。


演奏自体の感想は、ここでは控えておきます。
ただわたし自身は、自分がお客様に伝えたかったことの8割くらいは出すことができたのではないか、なんて思います。思いたいです。
もちろん、悔しい思いをした箇所もたくさんありますが、それでもわたし自身はとても満足しました。
 あのナブッコのコラールのAdur。
Adurって、あんなに暖かくていい響きなんだと気づかされました。
 ドボコンの、迫力あるトロンボーンの音。
練習部屋ではいくら一緒に練習していても、音はこもってしまいます。
ホールで隣の音を聴き、わたし自身も吹いたときの快感といったら。
血液が、身体の隅々にまでいきわたって、本当に気持ちよかった。
これぞ、音楽の真髄。

残念ながら、メインであったドボ8を聴くことはかなわなかったのですが、出来がどうであれわたしは今までドボ8を吹く彼らがどれだけ一生懸命に練習してきていたかを知っています。
それは、何よりもすばらしいことです。
みんなで1つの音楽を創り上げることができた・・・。
それは、何よりも幸せなことです。
わたしも「みんな」のひとりとして一緒に音楽を創れて、ほんとうによかったと心から感謝します。
ありがとうございました。
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by symphonic-bone | 2006-05-30 15:09 | 練習のこと

演奏すること

昨日、わたしの学校でお祭りがありました。
1回生が屋台を出すんですけど。
なんか上でも同じ説明してるみたいなんで省きます。
わたしはそのお祭りに参加して今年で3回目です。
もちろん、3回も屋台出してないですよ。
演奏をしてきました。

昨年はフルオケでわたしの大好きなドヴォルジャーク様の、これまた大好きなスラブ舞曲を演奏しました。
楽器紹介のとき、花先輩と理系君と3人で、マリオの曲をやりました。
今のほうがうまくできるような気がしますが、多分誰もわたしと一緒にマリオなんてやってくれないでしょう。
それはともかく、そのとき隣のトランペットパートでは猫っ子の友達と地図君が曲に乗っていて紹介もしていたのですが、彼女らの紹介というのが、猫ちゃんが
「トランペットはこんな楽器です」
といい、そのあと地図君がラッパのマークの薬で有名なあのフレーズを演奏するというものでした。
なんかなぁ・・・。
猫ちゃんの説明がおかしいんじゃなくて、地図君の演奏が下手だったわけでもなくて何ていうか・・・
2人が並んで立って、真面目くさった顔であんな曲を演奏されるとなぁ・・・。
後で彼と笑いたかったのですが、そのときは本気でけんかしていたのでそうもいかず、今考えるとわたしたちは本当に、年中けんかしているみたいですね。
ともかく、そんなことが昨年はありました。

今年は演奏しない予定だったのですが、アンサンブルに混ぜてもらえるということだったので、張り切って舞台に臨みました。
トロンボーン四重奏に出るのは、今までのオケ生活の中で初めてです。
でもわたし以外の3人はかなりうまいのでせめて、そうせめて足手まといにならないようにと思っていたのですが・・・
めっちゃなってました。
でも先輩たちは優しくて、同じく後輩も優しくて、優しい上にうまいだなんて、この人たち何なの!?と思いました。
あぁやっぱり、先輩にやってもらうべきだったか、わたしはまだまだだ・・・。
でも、
「よくがんばった」
って言っていただいて、ちょこっとだけうれしかったのは事実です。
わがままを通してくださってありがとうございました。

アンサンブル、楽しかったなぁ。またやりたいなぁ。
そうだな、今度はまどちゃんと理系君とわたしとチューバ君で四重奏やりたいなぁ。
でも、チューバ君に言われそう。
「はぁ、そらと?絶対嫌」
うん、ぽいなぁ。
じゃあチューバ君、とりあえず2人でチューバのデュエットでもやろっかー。
「おい、音がなってないよ!」
そんな彼の声が聞こえてきそうです。

四重奏ってすごいですよね。
4人のこころがひとつになって、あんな音楽が生まれるんです。
二重奏も悪くないけど、本当に気持ちよかった。
聴いてくださった人たちもそう思ってくださったら、と思いました。
音楽は本当に奥が深い。
そしてほんとうに暖かい。
演奏するって、いいな。
しみじみとそう感じた1日でした。
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by symphonic-bone | 2006-04-23 15:39 | 練習のこと

合宿にて

ということで、今月の10日から14日まで、合宿という名の練習大会に行ってきました。
・・・大会?
まあいいんですけど。
場所は、滋賀県高島市マキノ町。一昨年にこの地に訪れたときはまだ高島郡マキノ町だったのですよ。ご存知でしたか?
ここもまた、平成の大合併のひとつなのですね。
・・・て、そんなことはどうだっていいのに、なんだかついつい話し込んでしまいました。

マキノ町に着いたときは小雨が降っているくらいでした。
昨年は合宿の最中に雪が降った覚えがありますが、今回もまたひそかに期待していると・・・
あ、降ってきた。
しんしんと降り積もる雪は、まさに幻想的でした。
そしてわたしの周りでは、レミなんとかさんの粉雪という曲が大ブレイク。
名曲です。

京都はどうなんだろうと思ったので練習が終わると京都にいる地図君にメールしてみました。
しかしこの彼、わたしと似ているのかな似てないのか、負けず嫌いの人間ではあるようです。
大体好きなものも同じなので、話が合うのはさることながらですが、相手のいやな面はそのままわたし自身の悪いところであるようにも思えます。
ともかくこの負けず嫌い、わたしが
「雪が降ったよ!」
というと、そのことについてコメントをしてくれません。
たいていわたしの話はいらないことも含めて聞いているのにもかかわらずですよ。
そういえば昨年雪が降ったとき、うれしそうにしとったよなぁ・・・。
悔しいですか?そうですか。
相手が喜んでいるときになんだかうらやましいような悔しいようなそんな気分で黙ってしまうところは自分にそっくりな気がしました。
ともかく聞き出せたのは
「京都も6℃やって!寒い、寒い!」
というコメントでした。

今度は妹にメールしました。
すると、返ってきたのはうちの飼い犬たいち君の動画。
しかもなんか、ご飯食べてますけど。
「いい食べっぷりやろ?」
え、意味がわからない。

ともすれば合奏中に母親から電話がかかってきました。
といっても出られないのであとからかけなおそうと留守電を聞くと、
「あのなぁあたしさぁてれびでみたんやけどえんそうかいがびわこの・・・」
何を言っているのかさっぱりわからない。
仕方ないので休みの合間にかけてみるとなんのこっちゃない、5月に琵琶湖ホールで演奏会があるけど席どこにしようかという、行く行かないの決定権も何もない話でした。
演奏会自体は、誘ってもらってうれしいのですが。

で、今度は父親からメールが来ました。父親はわたしが合宿に行く少し前にタイに出かけていました。
「今関空につきました」
というメールが22時半ごろに来たので、娘としては
「あ、おかえり」
というメールを返すと同時に
「わたし、今マキノ!」
と、自分の所在地を明らかにしてみました。すると、返ってきたメールには
「こんな時間にマキノ?なにしてるんですか?」
・・・ちょっとちょっと。
いくらなんでも、22時半過ぎにマキノにいて家になんて帰れないでしょうが。
しかもなんで、怒られてる。
何なんだこの家。

まぁそんなこともありながら、大切な友人たちとのびのびと時間を過ごしました。
合宿というのは、単に練習のためだけに行くんじゃないんだなぁと痛感。
雪が降って寒かったけど、とてもあたたかいひと時でした。
成果は、練習だけではありません。
人間関係、心遣い、友達の意外な一面を見たり、親身になって話を聞いてもらったり・・・。
友達って、いいな。

ここでの練習の成果が、本番でも生かせますように・・・。
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by symphonic-bone | 2006-03-15 13:51 | 練習のこと

雪の降る日に

本当に久しぶりとなりました。そらです。
もう12月も3分の2が過ぎてしまいましたね。
ただいま寒波の真っ只中です。寒いよ。

この間の練習のときに、男所帯のわたしのパートの中での唯一の花ともいえる先輩とおしゃべりしていました。
ちなみに、madoちゃんはまた別カテゴリされています。
花じゃないわけじゃないけど・・・けど・・・でも・・・あれ、そうなのかな?
ニホンゴってムヅカシイや・・・。
ともかく、花のような先輩はわたしの決断について話をしてくださったのです。

あんなことやこんなことや諸々、いろいろ重なったわたしの上に降りかかってきたことは、
「もう、これ以上ここにはいられない、いなくなってしまおう」
という感情でした。
だって、悩みも一つ減るし。
考えることをやめたら人間、だめになっていきそうだけれどわたしの場合は何かやめないと考えすぎてだめになるのです。
だから、思い切ってやめることを決断しようとしました。
実は、です。

今まで築いてきた人間関係や居場所、すべてをけってわたしに残るのは心の平安、まさにそれです。
わたしは誰にも必要とされていないと感じていました。
バイト先は、シフトを組みます。わたしはこの曜日とこの曜日と・・・と入れられます。
まさに、必要不可欠とされているのです。
でも、サークルは違いました。
わたしよりうまい、バストロンボーンの先輩がいます。
彼は高い音まで出るし、音もいい。明るくてクリア。
わたしは・・・ぼやけた音しか出ない。
いつもいつも、音が小さいとしかられる・・・。
きっとみんな、思っているはずだ。
「そらちゃんなんか、いらない」
「彼だったらこの曲ももっとうまく吹けたのに」
わたしは思いました。
あぁ、当然だ。
ただ楽器を持っているというだけでここにいるわたしなんか、不必要で当然だ。
だって・・・。

ところが、花のような花先輩はわたしにこう言ったのです。
「そらちゃん!そらちゃんは思ったより必要とされてるんやで!」
壊れかかったわたしの心に少しだけ光が射しました。
ところが、わたしの心を巣食う悪魔は囁きます。
「そんなこと、本当のはずがないじゃないか。彼女は優しいから、そういってくれているだけだよ」
そうかもしれない・・・。
「そうですね、人手も足りてへんし・・・」
わたしだったらいらいらして
「そうや、その程度やで」
って言ってしまいそうになるのに、彼女は違いました。
「それもあるけど・・・でも、いてほしいから」
涙が出そうになりました。

信じたい。
他人を疑ってばかりの人生なんて、もう嫌だ。
先輩を信じたい。
madoちゃんや理系君、チューバ君を信じたい。

石橋は1000回叩いてわたるようにして今まで生きてきました。
時には叩きすぎて渡れなくて悩みました。
でも、わたしはこう思いました。
せめてその回数を999回にしたい。
減らした1回は、他人を信じることができる強さ。
いつの日かもっともっとその回数が減って、自分が強くなっていけるといい。
そんな風に、思います。

ねぇ、わたし。
3回だけ叩く回数を減らそう。
1回は、花先輩を信じて。
もう1回は、わたしのトロンボーン・チューバパートを信じて。
そして・・・、わたし自身を信じて・・・。

改めて、信じることの難しさを学びました。
そして、信じることの心地よさを学びました。
わたしの大切な人たち。
これからもどうか、見守っていてください。
いつか石橋を叩かなくてもひとりで渡れるような日が来るまで、手を引いてください。
わたしは今、幸せです。
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by symphonic-bone | 2005-12-19 12:08 | 練習のこと

心に響くこと

さて、今年の行事も終了し、わたしに残されているのは決断することだけです。
決断って、今こうして書いてみるとすごい言葉だったんですね。
決めて、断つ。
できるのかな・・・。

今年最後の行事は、演奏会でした。それも、小さな子どもたちのために演奏するという、かつてない出来事だったのです。
高校時代に小学校に依頼演奏にいったことはありましたが、それよりもさらに小さい子どもたちですからね。
わたしは、舞台に出てからも顔が緩みっぱなしでした。横で吹いていた後輩と何度も目を見交わせて、声を出さずに笑っていました。
だって、本当にかわいいんです。
素直だなぁと、そう思ったのです。

それに、メンバーも初めての組み合わせでした。1番を吹くのがわたしと同回生の理系、でも全然そうも見えない変わった友人で、2番がどこに出しても恥ずかしくない、優しくてわたしよりもしっかりした後輩、そして3番がわたしでチューバには何度か登場しているあの彼です。
礼服を着て並ぶと、ありえない違和感がありましたよ。
ま、話したりした内容は、いつもとそう大差ないわけでしたが。

理系君が話し相手になってくれていたので、蝶ネクタイの話をしていました。
「これね、400円と700円のがあるんよ」
「へぇ、そうなんや。じゃあ自分のやつはどっちなん?」
「もちろん、700円のほうだよ」
彼は自慢げにわたしを見ました。
わたしは何でだろうと思って
「なんで?演奏会のときしか使わへんのに」
「・・・そらちゃん、そんな考えじゃ甘いよ。音楽に妥協は許されないんだよ」
自信満々にそう言い切ります。
わたしはなんだか笑いたいような、でもまじめな顔をしていたいような中途半端な顔で彼を見つめました。
ちょっと違う気がするー!
でも、確かに妥協は許されないんですよ。あの、演奏に関しては。

今回の演奏会でわたしが一番感動したことは、かしこまらない自然な演奏会だったということです。
子どもたちは、何かを考えたならその瞬間に、ダイレクトにわたしたちに表現して返してくれます。
楽しいという感情、びっくりしたという感情、それはもういろいろです。
わたしたちが子どもを喜ばしてあげるんだと思って参加したのですが、むしろわたしは子どもたちから学ぶことのほうがはるかに多かったです。
その点でも、本当に実のある演奏会でした。

定期演奏会が終わってから、季節が秋から冬に移り変わったかのようにわたしの周りでも何もかもが移り変わりました。
もちろん、よかったこともあります。悲しかったこともあります。
自分を押し隠したせいで、つらいこともあります。
わたしたちの演奏を聴いてくれた子どもたちの様に、もっともっと素直でありたい。
そんな風に感じます。

そう遠くない未来に、わたしは決断を迫られるでしょう。
その結果、後々悔やんだりしないように、自分に素直になって答えを出したいと思います。

わたしの周りにいる友達、先輩たちがいつまでも幸せならそれでいい。
そして、多少は曇っていたとしてもわたし自身の未来も明るければいいのに・・・。
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by symphonic-bone | 2005-12-12 14:25 | 練習のこと

前髪と後輩

はっと気づけば、もう12月。
1年なんて、本当にあっという間ですね。
終わりよければ全てよしなんて言葉もありますが、未だに火の車状態のわたしですが、年末に振り返ってみたときに、いい1年間だったといえるように、今月は楽しく過ごしたいと思います。

いかんせん引きこもっていたわたしでしたが、先日、久しぶりに練習に行きました。
早速合奏があって、張り切りすぎて空回りしまくりで、みんなに迷惑をかけてしまいました。
隣のチューバ君が、わたしには何を言っても無駄だと悟ったのか、しかしわたしにもよくわかるように、落ち着いた口調で
「あのなぁ・・・」
と、どう吹けばうまくなれるのかを教えてくれました。
彼を信頼しきっていて、わたしはバストロなのに頼りっぱなしです。
少しは、彼に楽をさせてあげたいのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
困ったもんだ。

合奏を終えて外に出ると、ホルンの後輩がいました。
わたしと彼が最初に話したきっかけは今でも覚えていますよ。
雨の日に外を眺めていた彼に、わたしが後ろから
「自己紹介の冊子見たけど、旅行がすきなんですか?」
すると彼はにっこりと笑って
「いえ、鉄道です」
し・・・趣味合いそうじゃないですか。
そんなこんなで、このうっとうしい先輩ともそれなりに仲良くしてくれる、彼は実に優しい子です。

なぜこんな話をしているんでしょうね。
あ、そうそう。昨日部屋を出ると彼がいたので、
「久しぶりやね」
とわたしが声をかけました。
彼は改まった口調で
「そうですね」
といってからじっとわたしを見て
「なんか・・・前髪、少なくなりましたね」
ええっ。
わたしは言葉をなくし、何とか笑いをこらえながら
「そうそう、ピンで留めてるから・・・」
と説明すると、彼はわたしの横側に回って確かめて
「ほんとうですね」
納得したようにうなずいて、下に降りていきました。
・・・ねぇ。
わたし、人並みには苦労したかもしれないけど、まだそこまでじゃないよ。

もともとうっとうしい前髪でした。それをピンで留めて練習にいったのは初めてです。
後輩はふざけていったわけでもないし、そうやって指摘されるとちょっとだけ恥ずかしいような歯がゆいような、変な気分になりました。
もっとも、それくらいで自分を変えたとはいえませんが、彼に指摘されたことによって、ちょっとは変わったのかもしれないな、なんて都合よく考えてしまいました。
中身ごとそっくり変えたいところですけどね。

練習に行くと、何かと面白いことが起こります。
その面白さが、わたしにはとても心地よく感じます。
ちょっとしたことで幸せを感じられる今。
わたしは幸せです。
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by symphonic-bone | 2005-12-01 16:45 | 練習のこと

あらしのなかで

今日のタイトルと似たような映画が最近公開されたのか何なのか。
ぱくったわけではありません。単に、今のわたしの心情がそんな感じだったからです。

去る12日、わたしの所属する団で定期演奏会が開催されました。
わたしは以前に、ブラームスさんの曲に乗るという話をしていましたが、まさにその曲を演奏し、そして・・・
後悔のあらしです。

言い訳なんて見苦しいものはしません。ただ単に、わたしの、わたし自身の何かが・・・練習だったり、イメージだったりが足りなかっただけなのです。
でも、今までも絶えずありえないマイナス思考を発揮してきたわたしでしたが、今回の場合は今までとはまったく違います。
今までは、いくら悩んでも当事者間だけの問題でした。
わたしが何とかしようと働きかけると、相手も何かしらを返してくれたわけで、そんなこんなでまた元に戻れていたのですが、今回わたしがやってしまったことは、曲自体をぶっ壊してしまうことだったのです。

つまり簡単に言うと、間違えてしまったということです。

しかもみっともない。恥ずかしい。
全国に何千何万とトロンボーン奏者がいることでしょうが、わたしのような人はいないでしょう。
自分を責めて泣いて誰ともなく謝って、土曜日はそのまま終了しました。

ゴムンボさんという先輩がいます。
彼はわたしに
「曲からおろすよ」
と何度もいっておられました。
それは先輩の愛情であって思いやりだったことはわかっています。
でも、いざ演奏会が終わった後にこんな結末を迎えて、
「先輩の言うとおりにしていたら、こんな風に間違えて迷惑をかけることもなかったのかもしれない」
と、何度となく思いました。
それは自分にとってどういうことなんだろう。
こころのなかにぽっかりと穴が開き、もう何も考える余裕がありません。
ただいえるのは、その演奏会の後に琵琶湖線に飛び込んだりしなくてよかったということだけです。

こころに穴が開いているのは、きっとブラームスさんの交響曲をもう演奏することがないからでしょう。
今までいろいろあったけど、やってよかったとだけは思います。
なくしたものと同時に得たものも挙げだすと限がありません。
演奏の技術、度胸、また他人に対する思いやりなど・・・。
今はまだ、何も考えずに後悔することしかできませんが、もうしばらく時間がたってきたら後悔のほかにも考えるゆとりができてくることでしょう。

わたしは、幸せになれない。
なまじっか、先輩たちとのやり取りやわたしなんかに優しくしてくれる彼を通して、幸せでありすぎたのです。

わたしは、幸せになってはいけない。
そもそも幸せという基準がわかりませんが、わたしが今話したい中では人間関係の諸問題です。

楽しすぎました。
わたしのパートの5人の先輩たち、3人の同回生、1人の後輩と一緒にいることは。
幸せだったんです。

彼が、わたしのためにわがままを聞いてバイトを休み、ガイドブックまで買ってくれて一緒に出かけてくれるなんて。
とてもとても、うれしかった。

わたしは、幸せでした。
大切なみんなが笑っているのを見るのが、とてもとても幸せでした。
わたしもここにいてもいいんだと思えるそのことが、それだけで幸せでした。
だからまぁ、今までのツケが一気にまわってきただけなのです。
それにしても大きすぎる代償ですが、仕方ないのでしょう。

いつかもう一度前を向いて歩くことができるようになるまで。
その日までまだしばらくは、ゆっくり休んでいようと思います。
あらしはずっと続かない。
必ず晴れ間が見えるはずだから・・・。
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by symphonic-bone | 2005-11-14 11:36 | 練習のこと