日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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カテゴリ:バイトのこと( 4 )

社会勉強とは

突然ですが、わたしは4月の頭で某100円ショップ素材発信館を辞めていました。
・・・え?
たいした理由もありません。ただ、「バイト」を強制する会社が気に食わなかったのです。
平日に3回、日曜日は1日中、さらに祝日まで、「入れ」とおっしゃいます。
おかしくないですか?それともそう思うのはわたしだけだったのでしょうか。
ともかく、平日に3回もバイトに行っていると、平日に2回は練習があるわけで、勉強する暇もないからということで、すとんと辞めました。
でも、そうしたらわたしの中からなにかがすとんと抜け落ちました。

新しいバイトをしていました。京都駅の地下にあるポルタの中の、お寿司屋さんです。
立地も悪くないし、わたしにやり方を教えてくれる先輩も、とても優しかった。
・・・でも、何か違う。
素材発信館ですべてを学んだときは、
「あぁ、先輩は優しい」
と思ったことは1度もありません。
「こら!ほんまにおまえは・・・」
という風にして、育てられました。
辞める前はその言葉に裏返しの愛情まで感じるほどだったのに、でもわたしは何もかもを捨てて、そこからいなくなることを選んだのです。

わたしが辞める少し前に、同じ大学の3回生に編入してくるという人が入ってきました。
彼とはそんなに長くの付き合いでもなかったのに、どういうわけかメールでやり取りをするほどの仲にまでなっていました。
彼は、わたしが辞めることを知って心から悲しんでくれているようでした。
・・・と書くと、また聞こえがいいのですが実際は、
「ほんと残念です」
と、怒られました。
同じ大学だからこそ、祝日に学校があるというのも同じだし、忙しいのも同じだ。
彼にはいろいろぐさぐさ言われました。
それでも、わたしは去ることにしたのです。

お寿司屋さんのバイトは、それなりに順調でした。
残ったお寿司はいただいて帰ることもできたし、もともとその店のいなり寿司が大好物だったので、わたしとしては願ってもないことでした。
でも・・・でも、何か違う。

本当は辞めたくなかった・・・。
これは本心です。
人間関係にも恵まれていたし、何せほとんどの商品が100円ですから、やりやすかったのもあります。
でもそれ以前に、楽しかった。
いくら何といわれようと、楽しかったんです。
変な客もいっぱいいたし、ありがとうも言わない三下もいました。
でも、本当に楽しかった。
辞めたくなんか、ない・・・。



なので、もう一度出戻りすることにしました。
幸い、退職者としてまだ総務部に何も送っていなかったので、わたしは単に休職していただけの状態だったのです。
さらに、店長に話すと
「え?別に平日3回とか入らんでもいいよ」
「・・・。」

結局この1ヶ月はなんだったんだという感じですが、これはこれでいい社会勉強でした。
もう大学を出るまで、辞めない。
罵倒されてののしられても、続けようと思います。
あんまりうれしくないのですが、罵倒されることは快感です。
あぁ、これほどまでにわたしのことを見ていてくれたんだな、と思うと。
ちょっとぼんやりしていただけで、やいやいうるさいですから。
自分に負けずに、頑張ります。
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by symphonic-bone | 2006-05-01 10:40 | バイトのこと

必要なこと

先日、バイト先でまたもや千代川さんと話をしていたときに、
「このメンバーでいっかいご飯でも食べに行きたいですね!」
とわたしが言いました。それは実際問題なかなかに難しいので、実現する予定もなかったのですが、彼はすっかり乗り気で
「そうやな、行こうか。そらのプランでやろ?」
といわれてしまい、どうしようか困ってしまいました。
何に困ったかというと、つまり店を探すということに困ってしまったわけです。
幹事なんて、したこともないし・・・。
大学の近くなら、いいお店もあるんですけどね。
京都駅付近で、目下捜索中です。

最近の日常としてバイトがあるわけですが、はじめこそ行きたいなどと思えないことも多かったのに、今ではもうひとつの家となりつつあります。
わたしを必要としてくれているというそのことが、なぜか今のわたしにはくすぐったくて暖かく、気持ちいいことなのです。
バイト仲間だけではなく、お客さんにも店員として必要とされます。
そのことが、何とか今のわたしを支えているといっても過言ではありません。

昔は、何かと休んで逃げようとしていたバイトなのに、わたしは今一緒に飲みに行こうとしていますよ。
考えられない。
でも、それだけ自分が成長したということでしょうか。
それとも、周りの環境のせいでしょうか。
ありがたいことです。
楽しい思い出ができるといいんですけどね・・・。
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by symphonic-bone | 2005-11-29 16:01 | バイトのこと

生きているということ

最近はめっきり寒くなってきたというのもあるのだとは思いますが、ほんとうに、今までどうやってあ起きていたのかわからなくなりました。
なにしろ、10時まで寝ていた次の日も、1限があるというのにはっと気づくと8時20分。
・・・やべぇ。
でもどうしようもないので、2限に間に合うように家を出ました。

いったい何が原因なのか、行きの電車の中で考えていました。
一応、携帯電話のアラームはなるように設定されています。
・・・でも覚えてないよ。
ということは、聞こえなかったてことか。おかしいな、今まで同じ曲の同じ音量でちゃんと目覚めてたのに。
・・・まさか、曲を聞き飽きた、と?
そんなばかな!だって、ドヴォルザークの交響曲第8番ト長調なのに!
・・・ドボ8の時代も終わったか。
そこまで考えて、あまりの馬鹿らしさに笑いそうになりましたが、脳が聞き飽きたのかもしれないというのはあながち間違ってはいないのかもしれません。
実際、違う曲にしてみるとすんなり目覚めましたとさ。

国民の祝日である11月3日、でもわたしは学校に行ってそのあとはバイトに行きました。
わたしのバイト先である某100円ショップ素材発信館では、毎日50万前後の売り上げがあります。
50万円というと、100円商品が・・・5000個ですか?そんな忙しさです。
商品の中にはわたしたちでも
「何でこんなのが100円もするんだろう」
と思うものや
「こんなのが100円で買えるとは・・・」
という商品もあります。
いちゃもんをつけてくる客に限って
「何でこんな商品が・・・」
のほうが多いです。そのうえ、明らかに使ってあったりして、いらなくなったからお金を返せだの言ってくる人がいます。
必死でわたしに訴える、そんな人を見ているとなんだか不意に物悲しくなったりしてしまいます。
そのことをわかってくれたのは以前書いたときに登場したあの「お兄さん」です。

お兄さんはわたしと同じく
「嵯峨野線でいってらっしゃい(注:JRのキャッチフレーズです。もちろん、奈良線でいってらっしゃいや琵琶湖線でいってらっしゃいもあります。わたしとしては行ってきますといいたいところですが)」
をしています。嵯峨野線沿線の人なのです。
彼のことを仮に千代川さんとします。最寄り駅が千代川なのです(千代川は京都から約30分、園部から10分です。亀岡市になりますが)。
千代川さんはとても頭のいい人ですがなんとなく偏屈で面白い人です。
理知的で冷たい。
わたしの最初の印象はそんな感じでした。
わたしが打ち解けてくるに連れて、千代川さんはいろんなことを話してくれました。

「絶対城陽のほうが田舎や!」
「いや、千代川です!」
そんなやり取りも毎回行われています。
「あんたらなぁ・・・。どっちも京都から30分なんやから、同じや、同じ!」
仲裁に入ってくれた大津さん(同じく最寄り駅が大津なので)はため息をつきつつそういいます。
わたしと千代川さんは仲が悪いわけではありません。
時には将来のことや今不安なことも話し合います。
あるときの印象的な出来事として、こんなことがありました。

「わたし、悲しいです」
「なにが?」
日曜日の夕方、わたしはため息をついてぽつんと言いました。
洗濯洗剤を出そうとしていた千代川さんは思わずわたしのひとり言に答えてしまいました。
「案内とかしても、それが当然のようにする人たちって多いじゃないですか。悲しくないですか?あと、レジでもありがとうって言ってもらえたらうれしいですけど、お金を投げるように置いて去っていく人とか・・・。悲しいですよ。そんな態度しか取れへんなんて。別にありがとうを言ってもらうためにやってるわけじゃないですけど・・・」
千代川さんはしばらく考えた後に予想外に優しく笑うと
「それは、そらがやさしいからそう思うだけやで。かわいそうな奴やって思っといたらええねん」
「そうですか?」
「あぁ、そんな風に悲しいって思うのは思いやりやけど、ありがとうも言えへん奴なんか三下やで。そらより三下や」
「ははは。あたしよりですか」
「せや。バイトの中やったらそらが一番三下やけどな」
わたしは笑いながらも、そんな千代川さんを横目で見ました。
彼がそういうのはわかっていました。わたしが落ち込んで元気がないときに限って、彼はそうやって励まそうとしてくれるのです。
悲しいと思うのは思いやりかもしれない。でも、千代川さんの考え方もまた、思いやりです。

ありがとうが言えない奴はかわいそうだ・・・。
哀れんでいるだけかもしれませんが、千代川さんは
「おまえはありがとうをいえる、だからかわいそうなんかじゃない。大丈夫だよ」
そんな千代川さんの声が聞こえたような気がしました。
わたしの人間関係の中でも、千代川さんは異色の人間です。
出会えてよかったと、心から思います。

働いているといろいろなことがあります。
楽しいだけじゃ済まされない責任もたくさん負います。
でも、そこでしか出会えない関係もあります。
わたしにとっては練習や出かけること、日々の言い争いなどもすべてが大きな出来事です。
生きているというだけで、いろいろなことがめまぐるしく起こります。
季節も知らないうちに移り変わります。
その中にもしかし、変わらない何かがあるのだと思うのです。
それを感じながら、今日は筆をおこうと思います。
ちょっと長くなってしまってすみません。読んでくださった方、ありがとうございました。
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by symphonic-bone | 2005-11-04 14:17 | バイトのこと

ありがとうの花

最近言葉のことについてよく書いています。それはきっと、わたしが何かしら言葉というものについて思うところがあるからなのでしょうか。

ついこの間、バイト先でかまってくれるお兄さんに(同じバイトの人ですが)
「そら、おまえさ、すみませんしか言ってへんな」
と言われてしまい、びっくりしたと同時にそうかもしれないと思ったりしました。

すみません。
多くは、ごめんなさいの意味を含んで言っているのでしょうが、あまりプラスの言葉ではないのかもしれないと思いました。
何か悪いことをして、「すみません」。
でも、
「これこれをやっておいてあげたよ、忙しそうやったし」
・・・それでも、わたしはこう答えます。「すみません」、と・・・。
そういうときに言うべきことは、すみませんより、ありがとうございます!じゃないのかな、と思いました。

すみませんという言葉は、悪いことじゃない。悪いことをしたときは、もちろん、すみませんと謝るべきでしょう。

わたしは今のバイトを始めてもう1年と4ヶ月になります。その間にいろんな人と出会い、いろんなことがありました。
わたしと同期で入って、すぐやめていった友達。
すごくすごく怖かった先輩。
今一緒に働いている、口は悪くても手が早くても、こころがとても暖かい人たち・・・。
そんな中で、その人がいるだけで登社拒否になりそうになった方に言われたことがあります。

その人はとてもとても怖い人でした。
わたしはトロくててきぱき仕事ができない上、練習だ合宿だ授業だでよく休んでいたので、あまりいい印象はなかったのでしょう。
今彼女に会うと、どう思うかはわかりません。また違った想いを抱くことだけは間違いないでしょう。
ともかくそのころは、本当に毎回行くたびに泣き、隙あらばとんずらし、徐々に覇気がなくなって、普段以上にトロい状態でした。
それでも彼女のほうはわたしに仕事を覚えさせようと思ったのでしょう、何かにつけて声をかけ、怒って、わたしが泣いたらトイレに行けと言う繰り返しでした。
「ほんとうにわかってるの!?」
「・・・はい」
「わからんかったら聞いたらいいっていつも言ってるやん」
「すみません」
彼女はため息をつきます。
「あのなぁ、もうあたし、わからへんわ。あんたが礼儀正しい子やってことはわかってるけど、あんたはあたしが何を言っても”はい”と”すみません”しか言わへんやん。そうやって自分の気持ちを押し隠して、ほんまにそれでいいの?」
ほんまにそれでいいの。
その言葉は、いまでもわたしの中で自問自答の対象となっています。
わたしも、思ったのです。
ほんまにこれでいいんやろうか・・・と。

それ以来、バイト先ではできるだけ自分の気持ちをはっきり言うようにしてきました。
すると、周りからの反応も劇的な変化を遂げました。
わたしがしっかり自分の意見を、気持ちを前に出すことによって、それに対してみんなきちんと反応してくれるようになったのです。
今ではふざけてからかいあったりしています。
登社拒否なんてとんでもない。
今となっては懐かしい思い出ですが、残念なことにわたしがバイト先で変わったことを、彼女は知りません。
今はもう、大学を卒業して地方に行ってしまいました。かれこれ半年になります。
会いたい。
そう思う気持ちもあります。少しは変わったわたしを見てもらって、そして、こういいたいのです。
「ありがとうございました」
と。
「あの時はすみませんでした」
なんて、そんなことはいいたくない。ありがとう、と言いたいと・・・。
かなわない夢ではあるのですが。

すみませんというのは、なんだか癖づいてしまっているようです。
悲しそうにすみませんでした、というくらいなら、にっこり笑ってありがとうと言う。
すみませんといわなければならないようなことをできるだけせずに、ありがとうといえる事をするように心がけていきたいものです。

1日に何人もの人に会います。
そのたびに、その相手がしてくれたちょっとしたこと・・・例えば消しゴムを拾ってくれたとか、手がふさがっているときに部屋のドアを開けてくれたとか、もっともっと些細なことでもいいから、誰かがくれた好意に、にっこり笑ってありがとうと言いたいのです。

ココロに、花が咲く。
ありがとうの花を、いっぱい咲かせたいと思います。
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by symphonic-bone | 2005-10-06 16:29 | バイトのこと