日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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野外実習

野外実習って、まぁその言葉の通りなんですけど、これも地理学の醍醐味だとわたしは思っています。
地図を片手に、フィールドを歩き回る。
まぁ、変換するとそんな意味の授業です。

野外実習なので屋外に出るのは確かなんですが、1回目の講義で
「フィールドワークのことですが」
と先生があっさり配りだした紙を見てわたしは飛び上がりました。
「日時:8月3日から6日
場所:北九州市
集合場所:JR下関駅コンコース」
に・・・二の句が継げない。

友達との待ち合わせで、
「じゃあ京都駅の烏丸口ね!」
とか、
「アバンティね」
とかはありますが、なんなんだ「下関駅」って・・・。
シラバス、ちゃんとみたはずなのに。
でもわたしの向かいにいるクラちゃんは平然としていて
「そら、下関までなにで行く?」
ひゃあ。
「そ・・・そやね、普通列車かな」
でも、待ち合わせの時間が朝の11時半なんですよね。
たぶん青春18きっぷでいくと、途中、駅のホームで泊まらせていただくことになりそうです。
却下、却下。
するとクラちゃんは特におかしいとも思わずににっこり笑うと
「あたし、新幹線かなぁ・・・」
なるほど、それが一番手っ取り早い。

練習部屋で、九州出身の理系君に
「今度北九州いくんやけど、うらやましいやろ」
みたいに言うと、彼は苦笑して
「ていうか、歩いて関門海峡わたるとか、しぶい」
「うらやましい?」
「うん、まぁ」
意見強要。

せっかくなので、どうせ行くならちゃんとしたプランを立てて下関まで行きたいと思います。
8月になるのが楽しみです。
地理でよかった。
こんなときにも、そう思います。
自分の知らない土地を歩くのって、心が弾みますよ。
新しい何かを見つけられるような気がして・・・。
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by symphonic-bone | 2006-04-30 11:45 | 授業のこと

のんびりしたいとき

最近、何をするにも疲れているようです。
考えることにも、練習をすることにも、何かに対してわめいて当たり散らすことにも。
なので、地図君と約束してちょっと暇なときにしゃべってみるか、ということになりました。
といってもひまなのはわたしのほうで、おそらく彼は忙しいのですが、そんなことはわたしには関係ありません。
・・・いえ、すごく気にしてもういいよって言おうとしたのですが、言うとまた彼が烈火のごとく怒りそうな気がしたのでやめただけです。はい。
お互いの空き時間に、話すことになりました。

その日はよく晴れていて、4月になっても寒かった今年ですが、本当にいいお天気でした。
わたしがその場所に着くと彼はベンチに座って本を読んでいて、おはようと言うとにっこり笑って顔を上げました。
と、ここまで書くときれいな小説のようですが、実際今月は何度も絶交状態が続いていたので、本当はすごく行きづらかったのです。
あって話したいといったのはわたしなのに、土壇場になって正直行きたくないと思って彼が断ってくれないかなとメールを待っていたので、わたしのほうが地図君より遅く着いてしまいました。
絶対見抜かれてた。
その笑顔で確信して、今日のため息1回目。

彼と話しているとなんていうか、ほっとします。
話していて元気が出る人や、笑える人、楽しい人、明るくなれるような人、素直に自分を出せる人・・・いろんな人がわたしの周りにいますが、彼は「ほっとする人」という珍しいカテゴリの人間です。
たまに、自分と似てるんだろうなという気もします。だから、ほっとする。
彼に自分の姿を映して、それをみているような・・・。

でもなんか、話していてたまに遠くをぼんやり見つめていたりするから、やっぱりわたしと話すのは嫌なのかとか思ったら、
「ここから大文字山がちょうど見えるから面白い」
とか言い出すから、やっぱ意味がわかんないんですよね。
ちなみにわたしはテレビでしか大文字焼きを見たことはないのですが、わたしの父親は大文字焼きのすぐ真横にいたことがあるらしいです。火消しのほうなので。
でもそれって、見たというかなんと言うか・・・。
むしろ見えない。

地図君の親は大学の先生です。なので、わたしは普段やたら受けることは出来ない彼の父親の講義をもぐりで受けたことがあります。
ま、1回目の講義だったということと、もともと理科の基礎があったので、受けてきました。
そのとき配られたプリントに、
「講義が終わってもすぐに席を立たず、休み時間の間にその日の講義の復習をすること」
という言葉があって、そのことを彼と話していました。
「すごいいい言葉やとは思うけど、次授業あったらどうするん?」
わたしがたずねると
「僕もそれ言ったけど、無視された」
大学の先生って、そんなんなのか・・・。
でも本当に、そういうことが毎回出来たらいいのにとは思います。
友人であるまどちゃんは、やってそうですけどね。

練習の話をしました。帰っておいでよというと、無理という話。
ミサキちゃん、かなちゃん、何とか言ってやって。
でもわたしの話に耳を傾ける彼を見ていると、本当は戻ってきたいんだろうなとなんとなく思います。
だって、自分から
「27日、授業が早く終わってくれたらいいんやけど」
と言い出したんですよ。わたしはすべて右から左に流れている状態だったので
「27日?なんかあったっけ?」
彼はあぜんとして
「演奏会・・・やんね」
あ、そうだったそうだった。
忘れてたんじゃなくて、ぽんと抜けてたんです。最近、よくあります。
「チケットいる?」
というと、うれしそうににこにこ笑って、もらってくれました。

彼と話した取り留めのない言葉の断片は、優しい春風に乗って飛んでいきます。
でもそれでもいい、一緒にいたという確かな瞬間があったのだから。
ゆっくり流れる時にのんびりした気分になりながら、ふとそんな風に思いました。
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by symphonic-bone | 2006-04-29 23:25 | 友達とのこと

時は流れる

ほんとにまぁ、4月も末じゃないですか。
でもなんだか、わたしは違うところにいるような変な感覚が続いています。
わたしがわたしじゃないような。

さて、先週の土曜日、学校でお祭りがありました。
新入生がみんなで屋台を出すというわけです。
わたしが1回生のときはワッフルを売りました。自分で言うのもなんですが、その案は悪くなかったと思います。
結局、黒字だったし。
その余ったお金で、7000円のパフェをクラスのみんなで食べました。
あぁ、なつかしい。
でも、あの日はほんとに寒かったんですよ。クラリネット吹きちゃんと一緒に、店番以外は常に屋台のそばの建物の中で震えていました。
夏場にクーラーがなくても生きていけるのですが、寒いのはからっきし弱いのです。
地図君の奴は何してたんだろうな。
ふと思いましたが、いまさら覚えていないでしょう。
彼は変わった人間で、楽しかったこと以外は記憶の引き出しに残さないそうです。
たぶん、わたしと出かけたことも何一つ残っていないんだろうなと思うと、ちょっと悲しい気分になります。

さっきの地図君は何をしていたんだろうで思ったのですが、わたしは顔を覚えるのが苦手です。
中学時代は入部してきた20人の後輩たちの名前を2日後位に全員空でいったことがあり、先生に絶賛されたのですが、今思うと後輩たちは全員女の子でした。
・・・そうなんです。
男の人の顔の区別がつかないんですよね、わたし・・・。

なんで!?と、クラリネットちゃんにもいつも言われていました。
そのたびにわたしは聞こえないふり。
だって、だってみんな同じにみえるんだもの、仕方ないよ・・・。
クラスにいたってもそうです。
わたしのそのときのクラスは25人でしたが、そのうち女の子は7人だけ。
わたしにしたらあとの18人はみんな同じ顔なんです。顔の区別も名前もあったもんじゃない。
でも、何度か研究入門とかそんな授業で顔を合わすうちにインパクトのある人は覚えます。
地図君は・・・そうですね、彼を「地図君」だと認識できたのはサークルの団内演奏会で一緒にアンサンブルをやって終わったころですから・・・7月の頭くらいでしょうか。
4月に入学して、週に2回は同じ教室にいて、週に3回は一緒に練習しているのにもかかわらずです。
・・・おそっ、みたいな。
違うんですよ、特に彼とそっくりな眼鏡君がいて、わたしはその人と区別がつかないでいたんです。
でも、クラちゃんに言わすと
「あの2人のどこがどう似てるわけ!?」
だそうで、そこんとこ彼女と食い違いが。
もちろん今となっちゃ、
「どこがどう似ていたんだろうなぁ・・・眼鏡?」
位の認識しかありませんが。

なんだか最近は、昔のことを思い出してばかり。
よっぽど昔が楽しくて、今が楽しくないみたいですが、そういうわけでもないんです。
よくお年寄りが
「むかしはなぁ・・・」
って話す気分がわかる気がします。ええ、まだそんなにわかりたい年齢でもないんですけど。

時は流れます。
のんびり流れに身を任せてみるのも、たまにはいいかもしれません・・・。
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by symphonic-bone | 2006-04-26 15:38 | 友達とのこと

演奏すること

昨日、わたしの学校でお祭りがありました。
1回生が屋台を出すんですけど。
なんか上でも同じ説明してるみたいなんで省きます。
わたしはそのお祭りに参加して今年で3回目です。
もちろん、3回も屋台出してないですよ。
演奏をしてきました。

昨年はフルオケでわたしの大好きなドヴォルジャーク様の、これまた大好きなスラブ舞曲を演奏しました。
楽器紹介のとき、花先輩と理系君と3人で、マリオの曲をやりました。
今のほうがうまくできるような気がしますが、多分誰もわたしと一緒にマリオなんてやってくれないでしょう。
それはともかく、そのとき隣のトランペットパートでは猫っ子の友達と地図君が曲に乗っていて紹介もしていたのですが、彼女らの紹介というのが、猫ちゃんが
「トランペットはこんな楽器です」
といい、そのあと地図君がラッパのマークの薬で有名なあのフレーズを演奏するというものでした。
なんかなぁ・・・。
猫ちゃんの説明がおかしいんじゃなくて、地図君の演奏が下手だったわけでもなくて何ていうか・・・
2人が並んで立って、真面目くさった顔であんな曲を演奏されるとなぁ・・・。
後で彼と笑いたかったのですが、そのときは本気でけんかしていたのでそうもいかず、今考えるとわたしたちは本当に、年中けんかしているみたいですね。
ともかく、そんなことが昨年はありました。

今年は演奏しない予定だったのですが、アンサンブルに混ぜてもらえるということだったので、張り切って舞台に臨みました。
トロンボーン四重奏に出るのは、今までのオケ生活の中で初めてです。
でもわたし以外の3人はかなりうまいのでせめて、そうせめて足手まといにならないようにと思っていたのですが・・・
めっちゃなってました。
でも先輩たちは優しくて、同じく後輩も優しくて、優しい上にうまいだなんて、この人たち何なの!?と思いました。
あぁやっぱり、先輩にやってもらうべきだったか、わたしはまだまだだ・・・。
でも、
「よくがんばった」
って言っていただいて、ちょこっとだけうれしかったのは事実です。
わがままを通してくださってありがとうございました。

アンサンブル、楽しかったなぁ。またやりたいなぁ。
そうだな、今度はまどちゃんと理系君とわたしとチューバ君で四重奏やりたいなぁ。
でも、チューバ君に言われそう。
「はぁ、そらと?絶対嫌」
うん、ぽいなぁ。
じゃあチューバ君、とりあえず2人でチューバのデュエットでもやろっかー。
「おい、音がなってないよ!」
そんな彼の声が聞こえてきそうです。

四重奏ってすごいですよね。
4人のこころがひとつになって、あんな音楽が生まれるんです。
二重奏も悪くないけど、本当に気持ちよかった。
聴いてくださった人たちもそう思ってくださったら、と思いました。
音楽は本当に奥が深い。
そしてほんとうに暖かい。
演奏するって、いいな。
しみじみとそう感じた1日でした。
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by symphonic-bone | 2006-04-23 15:39 | 練習のこと

中央広場にて

学年がいっこ上がり、同時に勉強できる専門科目も昨年より多くなります。
わたしは測量学を学ぶべく「測量学および実習」という科目を登録しました。
・・・ええ、知っていましたとも。
測量というのは単に測るだけじゃなく、数字たちがいっぱい出てくるということも。

測量学および実習ということは、その名のとおり「測量学」と「実習」がセットになっています。通年で6単位、3限4限と連続して授業は行われます。
1回目の授業では測量学の概論を学び、その際にはわたしの尊敬する伊能忠敬さんの話ももちろんでてきましたよ。
習ってみると、彼は本当にすばらしい人だったんだなぁと思います。
今地図を手元におくことが出来るのは、まさしく彼のおかげです。
すばらしい。

・・・で、第2回目の昨日、わたしたち受講生は「目測」と「歩測」という測量の技法を教えられた後、実際にフィールドに出て歩くことになりました。
わたしはどうも、目測は基本からなっていないようです。
目で見て
「あ、これやったら18メートル50」
と思った距離を、実際測りなおすと「30メートル」だったりして、思わず苦笑。
そして歩測と言うのは、まぁ漢字のとおりなんですがまず自分の歩幅を測った後、歩いて距離を測ります。落ち着いて歩かないと、数え間違いや広い歩幅で歩いてしまったりして、もう大パニック。
でも、歩測の方はちょっと練習してみると楽しく使いこなすことが出来るようになりました。

その昔、伊能忠敬が日本全土を歩いて地図を作った際、彼は歩測で距離を測って地図を仕上げたというから驚きです。
わたしは先生に与えられたミッション、中央広場沿いを回って歩測で距離を出せ を必死でこなしながらそんなことを考えました。
測量学を専門にするほどに数学にも物理にも長けていませんが、でも本当に楽しいと心から思いました。

ところがですね、そんな風に一生懸命みんなで歩いていたときです。
ちょうど休み時間の学生たちが広場を横切ります。
しかし必死になっているわたしは、よけることも出来ずに直進です。
だって、よけたら数がわからなくなる。
「よし、43歩」
と思ったとき、後ろからさっきの学生たちの笑い声がします。
「何この人ら」
「歩幅研究会ちゃう」
ほ・・・歩幅研究会!?
すると、わたしの横で歩測の結果を紙にメモしていた同じ班の人がぼそりとつぶやきました。
「そうです、ぼくらは歩幅研究会・・・」
なんて失礼なこと、と思ったわたしはそこで笑ってしまい、こんな日もあるかと思ったりしたのでした。

地球を測る・・・。
なんだかとても壮大で難しいことのようで、かといって口に出すと壊れてしまう夢のような言葉です。
地理学はまだまだ奥深いと思ったりしました。

いつか歩幅研究会から公認団体に昇格したいなと思うこのごろ。
今はただ、測量学という勉強を楽しもうと思いました。
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by symphonic-bone | 2006-04-21 09:38 | 授業のこと

春の日に

気づいたら、もう学年がいっこ上がっていました。
ついにここまできたかという感じです。
思い出すなぁ、入学したばっかりのこと・・・。

わたしの大切な友人であるクラリネット吹きの彼女と、地図君とは同じクラスで知り合いました。
未だその当時のことは覚えています。
本当に些細なことだったのです。
彼女とは、廊下に貼ってあるチラシで友達になりました。
写真撮影の後だったのか、教室に戻ろうとしていたときに彼女がわたしの前にいて、ぼんやりした様子で『応援団吹奏楽部』の文字を目で追っていたので、思わず
「吹奏楽部、入るん?」
と聞いたのがきっかけです。つまり、今オケをやっているわたしたちですが、出会いはなんと吹奏楽部。
あららら。

で、彼女と仲良くなって、今度はクラスで自己紹介があったんです。
その時も、わたしは
「トロンボーンをしてました」
と言ったし、彼女も彼女で
「わたしはクラリネットでした」
と言いました。そしたら、その少し後ですごく大人しそうな人が自己紹介をして、
「トランペットをやっていました」
と言いました。
わたしは超単純なので自己紹介の後に廊下にいたその大人しそうなトランペット吹きに
「このクラスにクラリネットとトランペットとトロンボーン吹く人がいるんやから、わたしらでジャズ出来るね!」
ジャズなんだ・・・
今のわたしが突っ込みます。
爆笑しちゃうよ。
しかし、そんなわたしの言葉を笑いもせず、大真面目に
「そうみたいやね」
という答え。
その声に見上げた先にある彼が、言わずもがな地図君です。
つまり、わたしたちの出会いはジャズ。
・・・なんだかなぁ。
でもそんなこんなで仲良くやっているんだから、それはそれで良しとしましょう・・・。

楽しそうに笑う新入生を見て、わたしはふとそのときのことを思い出します。
すごくすごく、楽しかったなぁ・・・。
でも、過去に戻りたいとは思いません。
わたしがすべきは、今を受け入れて前に向かって進むこと。
暖かい春の日、今年は前向きになろうと思いました。
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by symphonic-bone | 2006-04-01 13:12 | 友達とのこと