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日々思ったことや感じたことをのんびり書いていこうと思います。


by symphonic-bone
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約束

秋らしい気配が漂う中。

9月23日のブログに書いているようになんて、現実はそう上手くいかないものなのだと思い知らされました。
昨日はいろいろあって落ち込んでいて、それでも明るくいこうと思っていたのです。
23日に書かれているのと同じ彼と、帰る約束をしていました。
ところが雨が降っていたので、先に帰ってもらうように言いました。
しかし彼は待っていてくれた。それだけでうれしいと思ったのに、なぜあんなことになってしまったのか自分でも理由がよくわかりません。
ひとついえるのは、わたしが先輩たちから学んだ、「マイナス思考をやめる」ということが頭からすとんと抜けていたのでしょう。

帰り道に、
「10月のこの日に休みを取ったから」
と言われて、わたしはおそらくすごく冷たい目をしていたうえ、
「・・・ほんまに行くの」
とぼそりとつぶやきました。彼は彼でむっとしたようです。当たり前ですが。
「いかへんのならそれでもいいけど」
なるほど、こうくるか。
その後も、
「やっぱり何とか君と誰それちゃんも誘ったほうがよかったと思ってるんやろ?」
「なんでわざわざ行こうと思ったん」
など、後から思い返すと悲しくなるようなことばかり言い続けました。
「ありがとう」や、「うれしい」。
そんなプラスの感情さえ言葉にできなかったのです。
そのときは、考えることができませんでした。
もしも自分が相手の立場だったらどう思うのか、だなんて・・・。

それで、家に帰ってきたらメールが来て、
「そらちゃんと行こうと思ってた日にバイトをいれて、違う日を休みにしてその休みの日に演奏会のチラシ配りに行く」
と言われてしまいました。
つまり、彼はわたしとの前もった約束より今日の夕方に聞かされたチラシ配りを選んでしまったのです。

でも、今ここで思い返すと、彼はなんとなくわたしが行きたくないのにオーラを出していたのに気づいたのか、わたしを試しただけだったのかもしれません。もしもわたしが
「なんで!どうしても行きたいのに!チラシ配りなんか行かへんかってもいいやん!」
とか言ったら、状況は変わっていたでしょう。もちろん、わたしはかっとしていたので
「あ、そうなん。じゃあそうすれば。もう2度と約束なんかしないから」
と、彼を突き放してしまったのです・・・。

もしわたしが彼の立場で、彼と同じように言うなら、やっぱり引き止めてほしいからではないかと今になって思います。
上のような答えを、わたしなら期待するでしょう。
それなのに、わたしは自分のことしか考えられずに
「もう絶対約束なんかしない」
・・・傷ついたのはわたしだと思っていました。でも本当は違う。
彼のほうが、わたしより傷ついているのです。

そもそも、わたしがそうして言い出したことが問題なのだとわかってはいます。そういう人間だからとはいっても、いまさら彼が信じてくれることはないと思うのです。
実際、謝ってもだめだったし。
これ以上、どうしたらいいのかわからない。
答えのない問いほど、重たいものはありません。

わたしがもし今回の場合の彼の立場で、相手にこんな風に言われ続けていたら、間違いなく彼と同じ態度をとったと思います。
もう絶対約束したくないと思うはずです。
むしろ、わたしが彼を突き放したのではなくて、彼がわたしを突き放した・・・そっちのほうが正しい気がします。
約束することがうれしいのに、それだけで十分なのにそんな簡単なことにも気づけなかった自分が悲しくて、何日ぶりかでざめざめ泣きました。

昨日までは幸せでした。今日からはまた、昨日までとは違う幸せな日々であればいいのにと思うこのごろです。
by symphonic-bone | 2005-09-28 09:48 | 友達とのこと